わが子は幼い頃から活発で、一見すると特に問題がないように思っていた。しかし、小学校に入学してから担任の先生からの指摘を受け、発達障害の可能性を考えるようになった。
興味のある教科では高い成績を取るものの、それ以外の科目では極端に苦手意識が強く、集中力が続かないことが目立っていた。
学校の先生と相談を重ね、さらに自分でも調べた結果、発達障害の子どもをサポートする児童発達支援塾を見つけた。そこでは**応用行動分析(ABA)**に基づいた療育が行われており、心理学的なアプローチを用いて、行動パターンを理解しながら無理なく適応力を高める方法が採用されている。問題行動があった場合も強制や叱責をせず、子どもが自然と受け入れられるように少しずつ調整していくというスタイルだ。
日本ではまだ認知度が低いABAだが、児童発達支援塾で詳しい説明を受け、その効果に期待を持つようになった。最初は「塾に通うことを嫌がるのではないか」と不安だったが、実際には毎日楽しそうに通っている。その姿を見て、親としても安心できた。
療育を始めてすぐに大きな変化があったわけではないが、少しずつ苦手な教科にも前向きに取り組むようになってきた。発達障害は一生付き合っていくものだが、児童発達支援を通じて、社会生活に適応する力を身につけ、自分の特性を理解しながら成長してほしいと願っている。
https://misato.famigliainc.jp/